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⭐️ 不妊と鍼灸 ⭐️

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不妊症は、中医学では「絶子」「不孕」と呼ばれ、

「女子に子がないのは、瘀血が子宮内にあって出ないことによる」と、中国古典医学書に記載されています。

また、「虚弱体質、体力不足、精神疲労」などもその理由に挙げられており、

すでに何千年も前に【自律神経失調、血行不良、内分泌異常、免疫力低下】などによって子供ができにくくなると書かれています。

現代生殖医療は確実に日進月歩しております。


しかし、病院で一通りの検査をしてみたけれど「原因なし」と診断されることも多くあります。


すべての方が、タイミング療法、人工授精(AIH)、体外受精(IVF)などで
簡単に妊娠されるとも限りません。

もしかしたら現代の検査の値や画像では判断しきれない
からだの働きにゆがみが起こっているのかもしれません。


古典医学書の記載の内容通り、自身の体の判断にて
「妊娠するとこの体は危機的」「妊娠を選択しない」ということもありえます。


はたらきにゆがみのないスムーズな循環のよい状態に向け、
お母さんとしての栄血と元気を蓄え、妊孕力をつけましょう。

鍼灸や漢方などの東洋医学は現在、補完・代替医療、統合医療の1つとして、
西洋医学とお互いの特長を補い合い、患者さまにとってよりよいケアを提供するための治療法として、
世界各国でも新たな価値が見出されています。

当院では医療機関で治療中の方も、医療と並行して鍼灸を利用していただくことで、
治療の相乗効果が期待できるように、努めています。


投薬情報や治療内容、主治医の先生のご承諾などを頂きながら連携することで、
ベストのケアをご提供していきたいと思っておりますので、随時ご相談・ご報告ください。

また、東洋医学の知識、鍼灸という治療技術でなせる限りのケアをご提供致しますが、
体調によっては鍼灸治療より優先して受けたほうがよい検査や治療が必要であると判断できる場合は、
医療機関の受診もお勧めしています。


鍼灸治療のみならず、患者様のお声に耳を傾け、確かな専門知識によるアドバイスと、
クライアントさまに寄り添える診療を行っております。

自然妊娠を希望される方、人工授精(AIH)、体外受精(IVF)を受ける準備をしている方など、
様々な方が通っておられます。


妊娠を望まれ、少しでも体調を整えたい方、ご相談にも、親身になってお応えしてまいります。

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⭐️ 当院の不妊鍼灸 ⭐️
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当院は圧倒的に不妊と妊婦さんのご相談の多い鍼灸院です。

その専門性からみえてくる 当院の特色と注意点を以下に記載してまいります。

月経周期の月経期・卵胞期・排卵期・黄体期のように、週1度のご来院をお願いします。

排卵誘発・人工授精・体外受精(採卵・胚移植)の場合は、

それに合わせての来院をお願いする場合もございます。

特に採卵・胚移植をされる方は、遅くとも実施周期の前周期からいらしていただきたいです。

月経何日目の初診でも構いませんが、詳細はお問い合わせにてお願いします。

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⭐️ 過去の実績 ⭐️
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自然妊娠を目指された方、タイミング療法、人工授精、体外受精と

さまざまな段階の方がおられます。年齢も20代前半〜45歳と幅広くおられます。

身体の状況の崩れも十人十色、中には主訴として

採卵にトライするも採卵にすら至れない方や、

採卵・受精するも分割が途中でストップする方もおられ、

そのような難治性不妊を含めて来院された方を含めても

未妊主訴にて初診来院された7割の方から妊娠のご報告をいただいています。

業界的に7割の方の主訴解消報告というのは、実績としては非常に高いものです。

今後も他の鍼灸師の過去症例実績文献に頼らず、

当院のEBM(治療実績・根拠に基づく医療)を提示するよう努力してまいります。

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⭐️ 西洋医学の検査結果も重視 ⭐️
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東洋医学的診察・治療を行う中で、西洋医学的な検査も重視し、

考慮した上で治療にあたっていきます。

ですから、治療に来られる際には検査結果も教えてください。

当院スタッフは不妊治療に関する西洋医学的基礎知識も勉強し、

また年々、発展・変化する不妊治療業界にもアンテナをはっています。

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⭐️ 基礎体温も重視 ⭐️
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当院では基礎体温を非常に重視します。

病院では「周期が定期的で二相性であれば問題なし」とされてしまうところが多いようです。

基礎体温を軽視しているドクターが多いのは非常に残念なことです。

月経期、低温期、排卵期、高温期にはそれぞれ意味がある、

あるいは 体質や生理的活動が素直に表れているものであり、

体質が改善されてくると、みな教科書のような基礎体温表になってきます。

中医学では月経周期は、

月経期(子宮内の経血をきれいに排出) 目標:活血・理気の併用

卵胞期(子宮内膜の肥厚。成熟卵胞を育てる) 目標:補陰血・少しの補陽

排卵期(しっかり排卵をさせ、黄体への切替をする) 目標:補精、活血

黄体期(受精卵を着床させ妊娠を維持する) 目標:補陽中心+少しの補陰血

と、【月経の周期にあわせて陰陽のバランスが変化する】と見立てます。

その変動があらわしているのが【基礎体温表】といえます。

体質が改善すると自然に基礎体温が調ってくる。

という消極的なものではなく、これを非常に重要なデータとして活用することで、

より積極的に治療に役立てることができ、

基礎体温を活用しない治療に比べて何倍もの効果をあげられるようになりました。

ですから、

よほど基礎体温を付けることがストレスになるという方以外は、

基礎体温を付けてほしいと思います。

また、体温だけでなくその時々の体調もメモしていただけると完璧です。

ですので、基礎体温は手書きで付けられることを推奨します。


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⭐️ 経験から見えてくる専門性 ⭐️
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当院では、不妊のクライアントさまを 多数診てきているからこそ見えてくる傾向と専門性によって、独自の発展をし続けています。

そして、治療技術の独自発展をしつづける中で、治療方法の改善・改良を常に行っています。

現在、オリジナル性の高い手法としては

* 排卵処置

* LHコントロール(卵質改善)

* 卵胞の成長速度コントロール(卵の質改善)

ほかにも細かいところを挙げればたくさんあります。

* FSHを下げるにはどうしたらいいか

* 基礎体温を安定させるにはどうしたらいいか

* 多嚢胞性卵巣のアプローチの仕方

* 卵巣のう腫・チョコレートのう腫・卵管水腫の対応

* 着床しやすい環境を作るにはどうしたらいいか

*不育症の体質傾向と処置

etc…。

これら治療のコツやオリジナル技術、専門知識などを持ち合わせることによって、

専門家としての自負を持ち、日々臨床を行っています。


【来院にて、妊娠にいたった場合】

ぜひ その後も、継続のご来院をおすすめします。

妊娠にいたったことで、一過性に、子宮へお母さんの気血が集中し、

バランスをくずしやすいため、その調整。

すなわち 【流産予防】と【つわり予防】の施術を継続して行います。

また、つわりの治療が必要な場合、その治療に切り替えたり、

胎動を感じる頃には、安心安全にお産がおえられ産後の回復がよいように、「安産灸」にきりかえ継続施術させていただいております。

妊娠性のマイナートラブル(妊娠性の腰痛、足のつり、頭痛、肩こりなど)にも「マタニティ鍼灸」にて対応しており、

逆子はもちろん、予定日超過への対応など、

待ち望んで授かったお子様の うまれるその日までしっかりとフォローさせていただいております。


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⭐️ 卵質の改善については 急がばまわれ ⭐️ 

                半年以上の期間はお考えください。

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晩婚化がすすみ現代女性の初産年齢も高年齢化してきています。

近年のめまぐるしいART(高度生殖医療)の技術の進歩もあり、以前より高年齢でも赤ちゃんを授かれることも増えました。

しかし、実年齢分、人によっては年齢以上に細胞は老化・酸化が進んでいます。また、個体中のその部位、個体差も大きいものです。体外受精にトライしているが、
■ FSHやLHが高値となり、誘発ができない
■ 卵質が悪いといわれる
■ 受精するが卵割が途中でストップしてしまう
■ 胚盤胞まで至らない
■ 凍結胚が解凍に耐え切れず卵が崩れる
■ 採卵をするも移植できない。それもおろか、
■ 採卵まで至らない という方もおられる事実もあります。

老化には勝てませんので、もちろん早めに採卵なさったほうがよろしいのですが、臨床経験上、卵子の育つ母体環境をつくってからのほうが何倍もいい卵が採れます。

胚盤胞や良いグレードの卵ができるのは鍼灸治療を始め、ご自身で意識をして食養、運動をするなど体質改善をしっかり継続実践なさってから【8か月目以降】が多いです。

しかし、高齢の方につきましては、現在のARTの素晴らしい技術のおかげでそれ以前の採卵でもいい卵が見つかる可能性もありますので、少しでも早い採卵も、ここでお勧めしておきます。


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高度生殖医療と鍼灸治療の報告 ART and Acupuncture Reported
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一躍有名になったドイツと中国の研究発表(下記記事▼)妊娠率が2倍に上がるというのは大変なこと。
しかも、体外受精の前後ハリ治療でこれだけのデータを得られるというのは
「鍼」の効果というのは計り知れません。

しかし、やはり実際鍼灸を受けられるときは、体外受精の直前ではなく、
少なくとも1ヶ月前から、できれば月経3クール前から鍼灸に望むのがよいでしょう。
不妊治療を得意としている鍼灸院であれば、下記データよりももっと効果は良いと感じています。




体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせるハリ治療をすると

妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。

 米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、

体外受精をうける女性百六十人を二つグループに分け、一方に体外受精の際、

受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。

もう一方のグループには、ハリ治療をせず通常の体外受精を行った。

その結果、ハリ治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の 26.3%を大幅に上回った。

体外受精のの妊娠率は、高くても三割程度とされ、

繰返し治療を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。

妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、

同学会のサンドラ・カーソン次期会長は

「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。

(ワシントン 館林 牧子)  2002年4月30日 読売新聞夕刊


  

  ↑ 中日新聞 平成13年12月28日

体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に針治療を行ったところ、

約4割にあたる49人が妊娠に至ったと

名古屋市の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。

49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。

不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しい。

報告された114人の治療実績は、1998年2月〜2006年6月に、

同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、

治療は、週1〜2回のペースで行われ、

腹部や足などにある 婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。 

2006年(平成18年)11月10日 読売新聞夕刊