東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、障がい者スポーツへの関心が高まっており、競技人口や練習施設が増えてきています。しかし、アスリートへの補助は満足のいくものではなく、選手個人の負担に頼る部分も多いのが現状です。選手の練習できる環境、スポーツを続けられる環境作りというのは、高まった関心を落とさないようにするために必要だと考えています。障がいを持った方でも楽しく生きがいを持てる環境がパラスポーツです。少しでも多くのパラスポーツ選手を増やし、日本での更なる普及のためには、選手の負担を減らす事と練習できる環境整備が必要だと思います。
　私自身は今まで半ボランティアとして選手の活動サポートを行なってきました。しかし、選手からより高みを目指したいという言葉を頂きました。そこにはお互いが馴れ合うことのないようしっかりとした関係性を作る必要があると思い、事業として挑戦する決意をしました。
　選手と共に目標をたて、達成に向けてサポートしていく力として取り組みたいと思います。
　しかし選手が自身のコンディショニングを行う際にも費用がかかります。例えば専用車椅子を購入するには軽自動車一台分の費用がかかります。屋内での車椅子の練習は専用道具を使用する関係で床が傷つくなどの理由で体育館の使用を断られる場合もあります。より高みを目指すには時間とお金も掛かってしまうのが現状です。そのかかる費用の負担も少しでも減らすことができればと思い、皆様から頂きましたチケット代にて選手サポートに役立てられればと思いました。是非とも皆様には今後もパラスポーツ選手の応援をして頂けますと幸いです。