■アロマメディテーションについて

アロマ＝香り、嗅覚と連想される方はいると思います。

なぜ　香りなのでしょうか？

セラピストMIYUは　日常生活の中で、香りにとても敏感です。

香水、ルームフレグランス、消毒液、
芳香剤、柔軟剤、シャンプー、制汗剤

これらは　すでに　人の手によって作られ

社会のあらゆる場所で使用され、「いい香り」といつの間にか

そこにありました。

しかしMIYUは

疑問を感じだすようになります。

自然の中で　感じた「香り」と　

社会の中にいつの間にかあった「いい香り」

なにかがちがう・・

本当に？いい香りってなに？
自分がいい香りと思うことへの根本を知りたくなったのです。


　■「香道」
　日本の文化に「香道」があります。
　「香道」を用いて、古くから文化や演出のなかで、匂いを表現してきたのです。
　古くは源氏物語、「六種の薫物(ムクサノタキモノ)」
　梅花で　華やかで艶めかしい香りを表現し、自然の贈り物である「香木」の香りを愛し
　香りから感情を聞くように心を傾けていました。

はたして　自分が　いいって感じていた香りから、感情は動かされたことはあっただろうか？

本来の香りとは感情を動かすものなんじゃないだろうか？

嗅覚が働かなくなっていないか？

そんな考えの中で出会ったのが　【アロマメディテーション】でした。


アロマメディテーションでは　香木ではなく精油を活用しています。

精油を使い　香りを聞きます。

嗅覚をつかって　脳に働きかける体感は現代では　なかなか得ることができなくなっています。

つねに、様々なにおいによって、嗅覚がごまかされているのです。

その体感をまずは思い出していただきます

　■嗅覚と海馬
　嗅覚は五感の中で　唯一　海馬に直接情報を与えることができます。
　本能や情動を担当する「大脳辺緑系」　そこに「海馬」と呼ばれる記憶を司る器官があり、
　あらゆる情報はいったん短期記憶として保管され、
　そして何度も思い出すような情報は海馬で長期記憶に変換されます。


嗅覚によって脳を動かすことで　本能や情動を動かし　

感情に働きかけます。

嗅覚より脳を動かすことを体感してもらうことより、

自分を観察していただきます。

アロマメディテーションは　リラクゼーションに即つながるものではなく
(結果的にリラクゼーションになることもあります)

気づきの操作であり、脳のトレーニングです。