１） 身だしなみ
“第一印象は身だしなみで決まる”
常に自問しよう！　「仕事をするのにふさわしいか」「会社の名前を持って歩いて大丈夫か」、身だしなみは、出会いにおけるファーストコンタクトです。

【身だしなみの原則】
➀　清潔であること
②　機能的であること　　　　　　　おしゃれ＝身だしなみではない！
③　華美すぎないこと

２）表情　　(視線・笑顔)
　「目は口ほどに物を言う」言葉以外の表情や態度は、相手とのコミュニケーションをとる上に大切な役割を果たします。
【視線】
　表情がやわらかく穏やかな視線には、相手の心を和ませたり、癒したりする力があります。心がそのまま視線や表情・態度として現れます。
【笑顔】
　　〜笑顔は自然が一番〜　爽やかな笑顔は相手に安心感と心地よさを与えます。

３）姿勢　（立ち方・座り方・歩き方）
【立ち方】
➀　背筋を伸ばして胸を張る。
②　両足を揃えて踵を付け、つま先をやや開く。
③　指を伸ばして揃え、ズボンの縫い目につける。
　（女性は前で組む、右の指を左手で覆うように）
④ あごを少し引き、前方を見る。

【座り方】
➀　背筋を伸ばして胸を張る。
②　椅子に深く腰を掛け、背もたれには寄りかからない。
③　両足を揃えて膝を閉じ、両手を脚の上に乗せる。
　（男性は膝をふた握り開ける）
④ あごを少し引き、前方を見る。

【歩き方】
➀　背筋を伸ばして胸を張る。
② あごを少し引き、前方を見る。
③ 歩幅はやや小さく、左右の足を平行に出す。
④ 踵からつま先に重心を移動させながら、自然に踏み出す。

４）挨拶　（あいさつ・お辞儀）
あいさつは人間関係のはじまり、自分から、気持ちよく、親しみを持って、丁寧に挨拶
できる人があいさつ上手です。
基本を身につければ後は自然に言葉が出てくるもの、あいさつに関連して忘れてはならないのが「はい」という返事です。良い返事をタイミングよく致しましょう。別れ際には「またお会いしましょう」と一言、印象を残しておくことも忘れずに！


【お辞儀】
　頭をさげることは、相手への敬意と信頼を表現します。

《お辞儀の仕方》
➀「気をつけ」の姿勢を取る。
②　相手とアイコンタクト
③　お辞儀のテンポ
・素早く倒す　　　　・倒した上体を静止する。
・ゆっくり起こす。（上げるときは、下げる時よりゆっくりと）
※ お辞儀は最初の姿勢が大切。頭を下げたときに必ず静止するのがポイント！
《お辞儀の種類》
立ってするお辞儀は、大きく分けて、深いお辞儀と浅いお辞儀、会釈、目礼の４通りがあります。
【会釈】⇒　一番軽いお辞儀　（例：すれ違うとき）
【目礼】⇒　未知の人や同僚、後輩に対してするごく軽い礼です。
【敬礼】⇒　お迎えする時の礼です。
【最敬礼】⇒　お見送りする時の礼です。


【基本的なメンタルヘルス活用法】
１．自己理解：普段の出来事や物事に対する自己の「捉え方」のクセを知る（チェックリストの活用）
２．3つの基本的概念：自己・他者・事実における3つの概念を自己の中に落とし込む（図による理解）
３．他者は変えられない：他者は変えられないという鉄則の下に、変えることが可能な自己を検討していきます。