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タイトル :天野恵一の戦後社会運動史 ハイライトPAFLEX-象徴天皇制を〈読む〉ー戦後[運動思想史]をふまえて

概要:毎回、運動史に関する文献を大量に紹介するというスタイルで、話をしてきたが、今回は特定の回を選んで、その中で触れたテキスト1冊か2冊を正面から批判的に論評するという方法で5回、最終回は韓国の戦後史との対比で、主要に朝鮮戦争の時代についてコース20(韓国近現代史)の韓洪九さんと討論するという形の講座にしたい。

♦第1回  
タイトル:大学闘争の自壊 — 政治的暴力と「新左翼」

開催日:2022年3月11日(金)19:00-21:00
講師:天野恵一(思想家)
コメンテーター:松井隆志 (ピープルズ・プラン研究所・大学教員)
概要:《実力闘争として大衆的に突出した運動への権力の弾圧は強烈なものであったが、運動を解体した力は、運動の内側から噴出した政治的暴力、軍事志向であった。政治的暴力のロマン化と「内ゲバ」で自壊していった闘いをふりかえる。》この時代のこのテーマを踏まえ、高橋和巳の『わが解体』(河出書房・1971年)と天野の『全共闘経験の現在』(インパクト出版会・1989年)を〈読む〉[天皇制問題に無自覚な時代]

♦第2回      
タイトル:「明治憲法」・「皇室典範」と「昭和憲法」・「皇室典範」・「皇統譜」

開催日:2022年3月25日(金)19:00-21:00
講師:天野恵一(思想家)
概要:《「明治」憲法下の天皇制は、立憲主義をよそおった「欧米先進」国にそう見せるための、すこぶるインチキなものであった。そういう理解はある程度、戦後の憲法学上の常識であった。そして、ほぼそれに近い、もはや共和制あるいはほぼそれに近い立憲君主制となったというのが、戦後の憲法学の理解である。しかし「明治憲法の皇室典範」体制は「昭和憲法」(第1条に天皇規定を置く)・「皇室典範」体制を比較し、その法運用の実態に即して考えて 、本当にそう言えるのか。》これを踏まえて『「万世一系の」研究ー「皇室典範なるも」のへの視座』(岩波書店・2005年)を〈読む〉[生前退位・女性天皇・マコ問題を考える]

♦第3回
タイトル:招爆責任を含めた戦争責任と沖縄売り渡し責任そして植民地支配責任

開催日:2022年4月8日(金)19:00-21:00 
講師:天野恵一(思想家)
コメンテーター:加藤晴康(フランス社会運動史・植民地研究)
概要:《無差別殺傷の原爆の攻撃は、天皇らがみずからの延命の保障を取りつけるため、敗戦を遅らせた結果、生み出された。また沖縄での全住民を巻き込んだ地上戦も、東京・地方各地の大空襲も、そうである。ヒロヒト天皇が戦後も延命したという事実は、そうした戦争責任のいっさいがとられなかった事実を象徴している。その事実は、当然にも、アジア各地への侵略戦争と植民地支配の責任も、まるごと問われることがなかったという事実を、物語っている。戦争・植民地支配責任を取らずに来た長い長い「戦後」責任も重ねて問う視点から戦後を考える。》これを踏まえて、岩松繁俊の『反核と戦争責任』(三一書房・1982年)と天野の『反戦運動の思想ー新ガイドライン安保を歴史的に問う』(論争社・1998年)を〈読む〉[戦後にこそ天皇制国家は「無責任の体系」として完成されることを確認する]

♦第4回 
タイトル:戦死者と被災者(靖国神社・戦没者追悼式・被災地めぐり)

開催日:2022年4月22日(金)19:00-21:00
講師:天野恵一(思想家)
コメンテーター:伊藤晃(日本近代史研究)
概要:《天皇の神社である「靖国神社」は戦後法人となって延命した。そして天皇(夫妻)は「八・十五」戦没者追悼式を繰り返している。さらに天皇(夫妻)は大きな災害があるたびに「被災地」をめぐり、慈悲深い「お言葉」を被災者にかけ続けており、天皇一族は〈3・11〉原発震災の被害者のための国家セレモニーにも中心で、「御心配」パフォ―マンスをくりひろげ続けてきた。実はそうしたパフオーマンスは国家(支配者)・資本(大企業)の責任を隠蔽し、はぐらかすためのものではないのか。最高責任者ヒロヒト天皇が、すべての責任を取らず成立した〈無責任の体系〉としての戦後国家と象徴天皇制の関係を構造的に問う。》これを踏まえて、中村真文・NHK取材班の『靖国ー知られざる占領下の攻防』(NHK出版・2007年)と毎日新聞靖国取材班の『靖国戦後秘史ーA級戦犯を合祀した男』(毎日新聞・2007年)を〈読む〉[皇室神道はどのように戦後へ延命したかを考える]

♦第5回 
タイトル:「戦中派(わだつみ)世代」の人々ー平井啓之・(渡辺清)・丸山邦男・大島孝一

開催日:2022年5月6日(金)19:00-21:00
講師:天野恵一(思想家)
概要:《私たちの運動は戦中派(わだつみ世代)の世代体験に支えられた思想に教えられ続けながら、彼らと交流しつつ、世代間交流をバネに持続された。とくに「わだつみ会」の平井啓之・(渡辺清) の仕事は決定的であった。運動の現場の交流という点では、キリスト者の大島孝一(彼もわだつみ会である)。そして、ルポ・ライター丸山邦男の仕事も忘れるわけにはいかない。》を踏まえて、丸山邦男の『天皇観の戦後史』(東京白川書院・1975年)と渡辺清の『私の天皇観』(辺境社・1981年)を〈読む〉[戦中派の天皇体験と私たちの象徴天皇体験との関連を読み解く]

♦第6回 
タイトル:特別編 「韓国の戦後史コース」の韓洪九さんとの対談ー朝鮮戦争前後(占領期前後)の象徴天皇国家づくりをめぐって
 
開催日:2022年5月20日(金)19:00-21:00
講師:天野恵一(思想家)・韓洪九(聖公会大学教養学部教授)
概要: 天野の〈暴力〉と〈非暴力〉ー運動の中のあるいは運動としての『20世紀の政治思想と社会運動』社会評論社・1998年所収と『「戦後平和」論から「普通の国」論への連続面ー清水幾太郎と小沢一郎』『派兵国家日本の進路』〈緑風出版・1995年所収〉を素材に。



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