局所治療となります。
１部位を集中的に 又は２部位までの部分的な治療になります。
症状が落ち着き、定期的な身体のケアの方におすすめです。

例）後頭部＋肩のコリ　
　　肩から背中にかけてのコリ
　　腰痛
　　膝の痛み

※太めの鍼を１００本程度 使用します。

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【ルート治療について】

ルート治療では、今ある症状の原因は【長年蓄積されてきたコリ＝ルート】だと考えます。

一度できてしまったコリは、運動しても、体を休ませても、食生活に気を付けたとしても消えることはありません。
 それどころか、ご自身の体調や外部環境の変化により、表在化して症状を出したり、引っ込んで潜伏したりして、徐々にコリを増幅させていきます。
 ※ルート＝コリの道筋と考えてください

鍼や指圧などで刺激を与えて緩めていく方法でしかコリは改善していきません。
鍼などの適切な処置を行わなければ、そのままずっと残ったままとなってしまいます。
 
そのコリを的確に捉え、適切な本数・角度・深度で鍼治療を重ねていくことで
血行が良くなり免疫細胞の力によってコリが緩み、症状が改善されていきます。

ただ、コリがひどい場合、好転反応が強く起こることもあります。

それらを受け入れ、乗り越えてでも身体を治したい！
そのような覚悟をお持ちの方にこそ 受けていただきたい治療となっております。

鍼が怖い、痛いのが苦手、鍼をするたびに緊張してしまう、リラクゼーション目的の方はおすすめいたしません。
　
　
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【好転反応について】
 
好転反応とは、身体が良くなっていくための変化、反応です。
重症な人ほど通らなければならない道のりになります。
 
以下のような好転反応が出ることが多いです。
 
①鍼を打った日から翌日くらいまで、だるくなったり、眠くなったり、鍼をした部位が逆にうずいたりします。
　重症な場合は４日〜1週間ほど続くこともあります。
 
②出血、内出血、青あざになることもあります。
　青あざは青色→紫色→黄色と変化して、ほとんどの場合１〜２週間で消えます。
　もっと重症な場合3週間から1ヵ月残ることも稀にあります。
 
③主訴が緩んでくると思ってもみなかった箇所が痛みだしたり、新しい症状が出現します。
　順番待ちをしていた第２、第３の悪い部分が、次はこっちを治療してくれと訴えかけてきます。
 
◆状態が改善していくにつれて、こういった好転反応はでなくなってきます。

◆薬の飲み過ぎや、厄介な疲労がたまりすぎている方は
　急激にデトックスされすぎて激しい好転反応が出てしまうこともあります。

※数十年〜十数年と慢性的な症状の方、鎮痛剤、お薬を常用している方、全身にf複数の疾患をお持ちの方 は強い好転反応が出やすいです。

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【鍼灸治療における『内出血』の考え方】
 
鍼灸治療では、内出血（青あざ）ができることがあります。

 「内出血」と聞くと不安に感じる人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は数日〜2週間程度で徐々に色が薄くなり、自然に消えていきます。
 
血管は太いものから細いものまで、身体中を網の目のように広がっています。
太くて弾力のある血管は鍼が刺さっても内出血を起こすことはありませんが、毛細血管は細くて弾力がないため内出血が起こりやすいです。

特に血流が悪くなると血管そのものの酸素や栄養が不足し、弱く破れやすい状態になっています。

（血流が悪くなる原因としては、糖尿病や高血圧・高脂血症などの病気、加齢、喫煙などが挙げられます）

血管がもろくなると内出血が起こりやすいことに加え、血液を固める力も弱まる傾向があるため、内出血が消えるまでの時間も長くなると考えられます。
 
また病気の治療で抗凝固薬など血液をサラサラにする薬を飲んでいる人も血液が固まりにくくなるため、内出血が起こりやすく、消えるまでに時間がかかる傾向があります。
  
遺伝など生まれつきの体質であざができやすい人、疲労やストレス・ダイエットなどで胃腸の働きが低下している人も、内出血を起こしやすいと考えられます。
  
目立つ場所に内出血ができると、
人の視線が気になったり、
恥ずかしくなったりするかもしれませんが、
身体にとっては決して悪いものではありません。
 
東洋医学の考え方では
内出血は、『身体の中の悪いものを外に出してくれるもの』『停滞していた気や血液の流れをスムーズにして、身体の不調を改善してくれるもの』と考えます。
 　
私たちの身体にもともと備わっている自然治癒力によって、内出血が起こった場所では細胞の組織が修復され、新しい細胞へと生まれ変わっていきます。

内出血は身体の状態をよくするための自然な作用であり、内出血が治る過程で身体の悪い部分も一緒に改善されていくと考えられているのです。

内出血を「嫌なもの」「悪いもの」と思わず、ポジティブに捉えていただければと思います。
 
★どうしても大切な予定がある場合や「この場所だけは青あざができて欲しくない」という場合は、処方などを変更いたしますので事前にご相談ください。
 
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【通院頻度について】

鍼をした場所に血液が集まり4日ほどかけて
ご自身の免疫力でその部位を修繕します。

鍼の効果を最大限に発揮しようとするなら週に2回の来院が理想ですが、都合がつかない方は週1回でも効果は出ます。
2週間、3週間、1ヶ月おきでも、改善スピードはゆっくりにはなりますが改善します。
　
　
【通院回数について】

1度のルート治療で減らせるコリの量は3000が限界です。

体のコリの蓄積量が3000以下なら一度で完治という計算になりますが、
100,000溜めている場合は97,000にしか減らないので、落差が小さく変化に気付きにくいかもしれません。

でも着実に確実にコリを減らしますので、頑張って治療を続けて改善しない人は居ません。
500,000くらい溜めてる人も中にはいます。
必然的に、改善するまでに治療回数が掛かる人と掛からない人とに分かれます。

すぐに良い結果が得られなくても、一定期間コツコツと地道に継続していくことで、つらい症状から解放されていきます。