食材ロスは農林水産省の課題であり、特に漁獲されても市場に並ばない未利用魚の活用は年間100万トンに達し、解決が必要な社会解決となってます。グランドール四季亭では『海のない見附市で未利用魚活用を推進』をテーマにプロジェクトを立ち上げ、新潟市の水産業者と連携し、未利用魚である鮫を常食できる環境づくりを推進してます。

年々漁師の担い手不足によって漁師が減少し、水産業の衰退が課題となっています。
未利用魚を市場流通させることで、漁師の収入源の確保や担い手の増加につなげていけたらと思います。
また、鮫は昭和時代まで民間で食べられる常食でしたが、昨今の魚離れからスーパーで見かけることは少なくなり、県内では上越市など一部地域を除いて鮫を常食にする食文化が廃れ始めてます。日本は先進国最低の食糧自給率37％の状態であり、未利用魚活用推進を民間で広めることで、食糧問題の課題解決を町ぐるみで実現したいと考えています。

グランドール四季亭では通常コースの鮫料理のご提供に加え、ファミリーや飲食、観光、自治体関係者を対象にした「サメ食堂」を企画し、食育や食材ロスの課題解決のため、独自に研究した鮫料理を提供しています。
従来にはなかった鮫の活用メニューで新たな美味しさを発見していただけると嬉しいです。
今後は見附市と連携し、市内の飲食店で広く提供できるように展開して参ります。


グランドール四季亭
見附市新町2-7-10
0258-63-5135