おやこサポート・はぁとあっぷ/兵庫県多可町　

【最愛の夫との別れと大黒様との出会い】

「笑い」の力を感じたのは10年前に他界した夫の８年間の闘病生活からでした。どんな些細なことでも「笑う」とかたくなな心がほんの少し緩むのだということを感じた日々でした。
ただ「笑い」の力をお伝えするために必要な「笑わせる」ことが難しくて悩んでいた時。大黒様の姿でたくさんの人を笑顔にしている場面に遭いました。その大黒様は一言もしゃべらないのです。「笑わせる」ために一生懸命しゃべっていた私は大きなショックをうけました。
『私も人を笑顔にさせる大黒様になる！』
そう心に決めた私は、その日から友人たちにしゃべらないで笑顔にさせる大黒様の話を言い続けました。
そんなある日、癌と闘っていた友人で今は天に召されたイラストレーターの女性が私の話を聞きながら一枚の大黒様のお顔を描いてくれました。なんとも朗らかな良い笑顔の大黒様なんだろう。その絵を見ているだけで微笑んでいる私がいました。
次はお面をつくって人を笑顔にしている自分の姿を想像しながらいろんな人に話していたら、和紙で作品を作っている女性と知り合いました。彼女はイラストレーターの女性が描いてくれた大黒様の絵から私の顔にぴったりの大黒様のお面を作ってくれました。それだけでなく、大黒様の衣装も一緒に作ってくれたのです。
もうこれだけ仕上がれば、あとは打ち出の小槌を手に持てばいいだけです。

【やまちゃん大黒天の誕生】

すぐに出雲大社に行き、打ち出の小槌を手に入れると、出雲大社の大しめ縄の下で「今日から私は笑顔を伝える大黒天になります！」と宣言をしたのでした。やまちゃん大黒天の誕生です。
するとどうでしょう！お社を背に振り向いたとたんお面をつけた私の目に飛び込んできたのは、たくさんの人の列でした！
やまちゃん大黒天の私と一緒に写真を撮るために、いつの間にか人の列ができていたのです。携帯を片手に皆さん笑顔で待っていてくださっています。大黒天の私が何も言葉を発していない状態でたくさんの笑顔がそこにあったのです。
その日からやまちゃん大黒天のお志事が始まりました。

【ご縁と使命】

私の中で「笑顔の倍数＝幸せ」の方程式がありました。クスッと笑える場面もたくさんご提供出来たら、目の前の人たちはきっとその時幸せを感じてくれるはず。私はいろんな場所に出向きました。
会社の創業祭での一場面、高齢者施設、個人治療院での一場面、お寺、お誕生日会、敬老の日祝典、地域のサロン、お茶屋御休み処、マルシェなど、様々な場所でたくさんの人たちとふれあってきました。
幸せは笑顔を作るだけでなく、出会った人たちの未来が前向きになればもっともっと素敵な笑顔になる！と思いました。
自分自身と向き合うために学んだ「魔法の質問」でご縁あって繋がった方と《大黒天カード》を創ることになった私は、人生の波に逆らわず時間をかけて世界にひとつだけのやまちゃん大黒天カードを創りました。
大黒様が繋いでくださったご縁を大切に、質のいい「質問」をつかってカードの絵を愛でながら自分と向き合う時間をご提供させていただいてます。
人のご縁で生まれた「やまちゃん大黒天」人がそこにいる限り、いろんな場所に出没させていただきます。

私が受け取ったたくさんの「福」をたくさんの方々にお福分けしていきます。
やまちゃん大黒天からのお福分けどうかお受け取りください。