刺し子/草木染め/背守り刺しゅう
それらを作品や講座を通してお伝えしております。

子育て奮闘中の、四児の母です。
日々、子どもたちの健康や身の安全、幸運を祈りながら過ごす中で、刺し子に出会いました。
刺し子のすごいところは、そこに想いを乗せられるところだと思っています。
かつて母親は、家族の衣服を補強したり保温効果を高めるために、夜な夜な刺し子を施しました。
やがて、その文様に様々な想いを込めて、家族の身の安全や子の健やかな成長を祈る御守りのような存在にもなっていきました。
大量生産できない世界に一つの作品。機械製品にはない温かみや味わい。
そして今も昔も変わらない、母の愛。

”結生”には、縁を結ぶ、心を結ぶ、命を生み繋いでゆくという想いが込められています。
大昔から繋がれてきた母の愛を、刺し子を通して伝えていけたらと思います。

”背守り”という、母が子の産着の背中に魔よけの意味を込めた刺しゅうを入れる風習があります。
相手が子でなくても、入れる場所が背中でなくても良いと思っています。どんなにお裁縫が苦手な方でも、どんなに簡単な図案でも、そこに想いがあれば世界で一つの御守りになる。
目に見えないけど確実にそこにある、祈りや愛を伝えてゆく一つのアイディアをご提案します。
世の中のお母ちゃんたちが子どもの衣服や持ち物に気軽に御守りを縫い付けられたら、きっと世界はあたたかく、とっても素敵だろうなぁ。

☆ワークショップやイベント出店など、ご相談ください。メッセージをお待ちしております。