ラブ（ない）からワン（ある）を創る
OneーLove Farmの理念

1.自然に優しい環境創り

農薬や化学肥料を一切使用せず出来るだけ人の手を加えず自然の力を最大限に生かした数種の農法で出来るだけ自然に負荷をかけず汚さず壊さず植物を育てる。
農薬や化学肥料の使用は、生態系が崩壊し土壌や水質の汚染を引き起こし、やがて海洋環境への悪影響を及ぼす。
自然環境の保全、地域資源の循環、生物の多様化を念頭にした農業を続ける。


2.人に優しい環境創り

人は自然と触れ合うことで、不安やストレスからも解放され精神的な幸福感が高まる。また、身体の免疫力を強化し、活動量が増える。
海や山に囲まれた自然の中で農をすることによって心身共に健康になる。
そして、一人の人間は自然や宇宙の一部に過ぎず、人は自然の中で生かされていると気づき、自然の恩恵に畏敬や感謝をするようになる。
自然や生態、人などに対して思いやりのある心を育む。


3.社会に優しい環境創り

農家の高齢化による人手不足と耕作放棄地の増加、障害者や高齢者、生活困窮者の就労不足などの社会的な問題を解決できる農福連携に挑戦していく。
また、農家を目指す方や自給自足の生活をしたい方、自然に触れ心身とも健康になりたい方を増加していく事が現代社会の問題を解決する一つと考え、体験・援農・研修等の体感をしてもらい良い方向に導いていく。
そして、常に変化する社会的な問題を農を通じて貢献できる業を創る。



農薬・化学肥料を使用しない！
OneーLove Farmの挑戦

1. 適材適所ほったらかし自然に生きる農法の挑戦

自然の中で自然に生えている植物を観ながら適した場所に適したものを植え付ける。
そこに生えているものは適しているから自然と生育している。そこにいる同じものを植えれば何もせず自然と成長する。味も自然の風味がする。
最も自然環境を保全する形の農法といえる。


2.耕さない、肥料も入れない自然栽培の挑戦

初めに畝立てをしたら一切耕さない、そして一切肥料も施肥しない。
刈り取った草や落ち葉をマルチし、多様の野菜が混じり微生物、虫、有機物と共生しながら自然と土壌を良質にしていく。
果樹の周りに野菜を混植する協生農法も挑戦してみる。
自然の力で多様な生態系が共に生きる社会を作っているとも言える。


3. ボロ（馬糞）等の有機物を入れた地域循環型な有機栽培の挑戦

近隣の乗馬クラブから出たボロ（馬糞）をいただき堆肥化し施肥する。
ごく狭い地域の中で資源を譲り合い有効に利用する。
ボロ（馬糞）を使用した野菜をお馬さんが食べてもらえたら、まさに循環とも言えます。
地域資源を有効活用し循環させるシステムを実践。


自然生について

「じねんじょ」は、一般的に「自然薯（じねんじょ）」と書きますが、元来「自然生（じねんじょう）」とも書きます。
「自然生（じねんじょう）」は、縄文時代頃から食べられていたと言われており古代から薬として食されてきました。

漢方においては「山薬」と称され薬学書「神農本草経」に最も効能のある「上薬」とされています。日本では江戸時代の農学・生物学書「大和本草」にも薬類として「山薬・自然生（じねんじょう）」と記載されています。

近年、研究が進められ様々な成分や栄養素・効能が分かってきました。
栄養素は、レジスタントスターチ・ディオスゲニン・アルギニン・ディオスコリンＡ・ムチン・アミラーゼなど枚挙にいとまがありません。

効能は、身体の薬でもあり精神にも作用されるとも言われています。
「第二の脳」と言われる腸を活性化しているからです。
腸には迷走神経という太い神経が埋め込まれており、その繊維の90%が腸から脳へと情報を運んでいます。腸は、消化、吸収、排泄など生物が生きていくために重要な働きを担っています。また、体内の免疫細胞の約7割が腸に集まっており、病原菌や毒物などの侵入を撃退しています。
自然生には腸を最も活性化する成分が含まれている食品として注目されています。

レジスタントスターチ（難消化性でんぷん）が長芋の3倍含まれ、腸内環境を整え便通の改善や血糖値の上昇を抑える作用があります。

ディオスゲニンが若さの維持やホルモンバランスに関係している「長寿ホルモン」と称されるDHEAを増やす役割があると期待されています。
これにより男性には滋養強壮効果、女性には老化防止効果があると言われています。
さらにディオスゲニンがアルツハイマー特有の神経細胞の軸索の変性を正常に近い状態に戻し記憶力を改善する働きがあります。

アルギニンと呼ばれる生殖能力を強める酵素が沢山含まれています。豊富に含まれるアルギニンは、細菌やウイルスなどを食べてしまう免疫細胞が活性化するよう働きかけます。手術後の回復を促し、感染症合併の発生率を下げるものとして、アルギニンが加えられた輸液が使用されています。
またビタミンEやビタミンCも多く含まれており免疫細胞を活性化させ体内に侵入してくる細菌やウイルスを防いでくれます。

ディオスコリンAというたんぱく質成分がインフルエンザ（Aソ連型・A香港型・B型）ウイルスを破壊することが実証されています。コロナウィルスの破壊も研究してもらいたいです。

「若返りのビタミン」とも称されるビタミンEやビタミンC、サポニンが抗酸化作用によって毛細血管が広がり、体の末端まで十分な血液を送り届けられることから全身の細胞が活性化され、高いアンチエイジング効果が期待できます。またシワやたるみ・くすみなど肌の老化を遅らせ若さを保つと言われています。

アルギニンは成長ホルモンの生成を促してお肌のコラーゲンを増加させる効果が期待できます。

これだけにとどまらず自然生には多くの栄養成分が含まれる事が分かってきており、最も付加価値の高い機能性食品として注目されております。
縄文人も好んで食べていたのも納得します。
まさに「薬食同源」と言えます！！