チケット詳細

 NPO「いなか伝承社」の代表の田中寛人と申します。
専門分野は、民俗調査に基づく「地域資源の掘り起こしと活用(可視化)」。です。
田舎に埋もれているモノの価値を再デザインし、多様性のある経験価値の創造を行い、地域おこしに活用します。
中小企業庁登録専門家(専門は地域資源の掘り起こしと活用(可視化))。

<当団体のできること>
・地域資源の掘り起こしによる複数及び四季を通じた地域資源ストック作り、その優先順位付け、とそれを活用した「仕掛け」づくりの実践及び支援
・地域の人や団体と連携して、あるいは独自で、掘り起こした地域資源を活かしたそこにしか無い商品や、そこでしか出来ない体験プログラム作り(大人向け、移住希望者向け、外国人向けなど含む)のタネを無限に創り出すことができる(=資源の可視化)。プロモーション動画のネタにも使えます。
・高校魅力化プログラム作り。生徒と共に地域資源を掘り起こすところから可能。考え方や仕掛け方を学び、実践し、成長できるプログラムもできます。
田舎において、子供たちが大学進学や就職のために地域を離れることが多いですが、同じ離れるにしても地域の魅力を10知って離れる子どもと、100知って離れる子どもでは、その後のUターン率や、居住地とふるさととのつながり度は大きく異なると思います。
・人材育成のための実践型地域資源の掘り起こしワークショップの開催。
※調査に時間をかければかけるほど質の良いものができるが、調査の翌月に実験的な運用することも可

役場や観光協会やDMOという各地の多くの組織では「自分の地域の既存地域資源についてのみ、お金をかけてSNS や紙媒体などを使って表面的に良く見せる 」ことばかりに注力していて、地域の「時間をかけて眠っている魅力を掘り起こす」ところから実践する組織はなかなか現れません。
順番的には、そこにしか無いものを掘り起こした上で、それを様々な形でどんどん発信して行けば更にもっと効果も高まるし住民も絡めるし、お金をかける価値があるのではないでしょうか?。
また、眠っている資源が地域の生き残りを大きく左右することもあると思います。住民(地元高齢者)が土地を守ってくれている今だからまだ掘り起こすことに間に合う地域資源もあります。地元民にとってもヨソモノにとっても、地域の高齢者の一人一人がそれぞれ“生きている郷土図書館”と同じ価値があり、大切な知識や本にもネットにも載っていない知恵の宝庫!なのです。
既に地域おこしが各地で色々行われているとは思いますが、未来に生き残るためにぜひ農山漁村や田舎の町の地域おこしの考え方の一つとして「あしもとツーリズム」も活用してもらえたらと思います。
生物の多様性は数字での減少数がメディア発信されていてまだ実感しやすいと思いますが、「田舎の集落」が一つ無くなるだけで多様な目に見えない文化もたくさん無くなっています。大都市だけが日本の文化ではありません。
都市部を支えてきた、そして日本各地で独自に発達していった田舎の文化も重要な日本の文化であり、文化の多様性を残すことが日本の、そして各地の生き残りの手段の一つになります。
皆様の地域のお手伝いができれば幸いです。

<特徴>
・田舎を発信できる人材はたくさん居る。でも、地域資源を掘り起こすところから出来る人材は少ない。
・その中でもファシリテーション手法で掘り起こす人材がほとんどで、地域おこしの現場に足を運んで見て聞いて歩き回って、実践的な「民俗調査」による掘り起こしと活用提案のできるスキルを持った人材(ヨソモノ)はほとんど居ません。

なぜなら、このスキルは一つの学問体系にはまだなっていないので大学では教えてくれず、教えられる人材もほとんどおらず、本を何冊か読めば身に付くものでもないからです。

 独学で様々な領域の学問を横断的に研究し、3500冊以上の本や文献を読み、各地の農山村に自ら出向いて本や文献から得た知識と現場で実際に確認したモノを擦り合わせながら掘り起こし、そこにしか無い資源をただ掘り起こすだけでなく地域の現状に合わせて可変提案できるスキルを修得しました。

広く一般の方にも伝わるように“可視化”して商品化や体験イベント化も当団体で実践することが出来ます。

また、ある程度は現場でも「文化的または観光的価値があるかないか」の一次的な判断ができるように植物や動物や道具、民具資料を識別できるスキルを習得。このスキルのおかげで、「相談された対象以外のもの」も同時進行で価値を見出し、発掘できる。

・いわゆる観光資源が無い、と言われている地域でもそこから多数の地域資源を掘り起こすことが可能。
・日本中の様々な領域に関わる博物館(美術、芸術、歴史、建築、民俗、植物、動物、昆虫、生命科学など)の学芸員や大学の方々に相談できるネットワークも構築済で、探した資源について私の一次調査で分からないコトが出てきてもその後に続く専門的な調査相談が出来る。
・同様に農林水産業の現場、伝統産業の職人、手仕事関係者、デザイナーなどの実践現場の方々にも相談でき協力もしてもらえるネットワークも構築済で「地域資源の活用」において掘り下げて提言できる。
・「民俗調査」による掘り起こしと活用提案の良いところは、過去にその地域で実際に行われてきた事例のため、いざやると決まった時に再現性が非常に高いコト。また、高齢者でその技術を持っている人材がまだ残っている可能性もあり、地元民にとっては物理的にも精神的にもハードルが低く、ヨソモノから見れば目新しい取り組みになるので関心を惹きやすい。同じ税金をかけて年度単位の事業をするにしても、外から完全に新しい“仕掛け”を持ってくる場合と比べて取り組みの成功率が全く違う。しかも地域の高齢者も若者も両方が中心となって積極的に絡んでもらうことができる。
・既にその地に在る地域資源の表面的な掘り起こしや活用ができる人材ならたくさん居るし、多くの行政や観光協会はパンフレットに既に掲載されているような表面的な資源のみをインフルエンサーなどの力で国内外に発信することに力を入れているが、それら単発の仕掛けとは異なり、一から調査するので時間はかかるが同時に複数の地域資源を探し出すことができるので四季を通じて日常のその土地を発信する様々な企画や仕掛けにつなげることも余裕で可能になる。

ちなみに、このような調査〜実践までの考え方を私は「あしもとツーリズム」の展開と呼んでいます。
田舎に埋もれている『みんなのあしもと』の価値を再デザインしたり、文化的多様性のある経験価値の創造を行い、他の地域ともども差別化を図り、地域間競合ではなく地域間協働でみんなで生き残りを図ることができます。


< 田中寛人タナカヒロト 略歴 >
★別ページに掲載

NPO「いなか伝承社」代表。
1982年和歌山県生まれ。
・大学時代にふるさとの和歌山を出て神奈川県藤沢市で生活し、「自然がすぐそばにあるのは普通では無い」コトに気付き、「和歌山の自然や文化を残すにはどうしたらよいか」を模索し始める。
・大学院時代に骨董市で様々な古道具と出会い、古道具は地域の個性を伝えてくれるモノであると知り、「古いモノを残す」だけでは駄目で、「古いモノの使い方」「古いモノの修理の仕方」も残さないと使えないことに気づき、田舎の地域のモノ+人(お年寄り)+土地、すなわち風土全部を残すことで地域の多様性が引き継がれ、それが他地域との差別化要因となり、田舎同士が競争ではなく、互いに連携して生き残れる仕掛けができる可能性があることに気づく。そこから民俗学(特に食と道具の領域について)を独学で学び始める。
・大学院(大阪)⇒社会人(埼玉、広島)となり、日々の仕事をこなしていれば福利厚生の充実した会社のサラリーマンになるも、「このままでは和歌山県内の田舎がどこも同じように過疎化していき、自然や文化の多様性がどんどん失われていく」ことに危機感を抱き、サラリーマンを5年経験後、本格的な地域づくりを学ぶために先進地の高知県四万十へ。
・高知県にて、都会と田舎を結ぶ「実践型インターンシップコーディネーター」及び廃校を活用した「宿泊施設の管理人」として実践的な地域づくり(移住促進、都市農村交流、地域のファン作りなど)について経験し学ぶ。
・2013年和歌山にUターンして地域づくり支援・実践団体「いなか伝承社」を立ち上げ、現実課題に対して実践的に課題解決に取り組んだり、地域団体と連携して活動を行っている(活動については下部に記載)。
過疎集落の現状や課題をもっと肌で感じたいという想いもあり、現在は高野町富貴の山村(標高600m。コンビニも信号もガソリンスタンドも無し)で、築80年の古民家を改修して拠点にし、県内広域でさまざまな仕掛けを行っています。
2019年 中小企業庁に専門家(地域資源の掘り起こし)として登録

―――――――――――――NPOいなか伝承社 活動紹介―――――――――――――
【活動目的】
農山漁村や中山間地のファンを作り、土地も含めた「慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識といった『文化』」を次世代へ伝承する。

【活動手法】
①地域の可能性のタネ「そこにしか無い地域資源」を探し出し・掘り起し、
②広く一般の方にも伝わるように可視化し(商品化・体験プログラム化など)、 
③自らも現場で実践して、 ⇒最大年間50回の体験プログラム開催実績
④新たな価値をイナカで創造する

【特徴】
持続的な発展のために、特定の地域のみにこだわらず広域な相互連携を促進し、同時並行で重層的な取り組みを行っている。

【活動エリア】
県内・県外に拘らず、地域のことに対して熱意を持って何かやりたい人・事業者・団体のいる所に出向いています(結果的に広域になる)。

【具体的な仕掛け・取り組み】
・ふらっと来れるいなか作り(日帰り体験プログラム企画・実施、中長期実践型インターンシップ企画・実施、宿泊先の準備)⇒今はやりの「交流人口」がうたわれる前から既に実践していました。
・いなか情報発信(暮らし、仕事、人、自然等にスポットを当てた日常の紹介)
・自然を活かした野外保育の仕組みづくり(未就学児対象の「森のようちえん」の導入・実施・支援)
・地域の個性を探し出して発信(地域資源を発掘し、分かりやすく「可視化」体験プログラム化・商品化)
・いなか暮らし説明会実施、移住相談対応
・昔の民具・農具の保存及び活用できる場づくり
・インバウンド観光の推進(外国人観光客の誘致・受け入れの仕組み作り)
・いなかの食を追求する「野食倶楽部」(自分達で採集して調理して食べるイベント)
・総務省の「地域おこし協力隊」制度の導入推進及びフォロー
・各地の地域おこし団体のサポート(コーディネート、情報提供など)
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注意事項・その他

▼具体的な過去の提供体験事例(一部です)
・くらがり茶寮 (体験)
和歌山県で初めての、いわゆる「暗闇レストラン」。老舗割烹とコラボし、参加者が何も見えない状態にした上で、視覚以外の五感で和歌山の産物を味わって知って頂きます。
・山村のお母さんから教わる「精進料理」づくり(体験)
お寺では無い、田舎の精進料理にスポットを当ててイベント化したものは和歌山初。
山村の限界集落でお盆の時期にだけ作られる「御膳」という特殊な精進料理を体験プログラム化して提供。
・石垣ツムツム(石垣積み体験)
和歌山で初めて、日本でも希少な体験プログラム。
石垣づくりを学ぶ。置く石の面(ツラ)の見極め、割り方、削り方、積み方などを職人から学ぶ。
・生栗10種類食べ比べセット(体験プログラム及び商品)
日本で初めての「栗を一度に食べ比べられるセット」。栗を15種類栽培している農家とコラボし、本来は品種ごとに収穫時期が違うので食べ比べできないものを、10種類まとめて一気に栗を楽しめるようにした商品。
・樹上完熟 無農薬イチジク狩り(体験)
和歌山県内で唯一のイベント。市販では手に入らない樹上で完熟したイチジクを現地で収穫。無農薬イチジク栽培農家さんとコラボしているので、皮ごと安心して食べられる。
・ぷかぷかリアル一寸法師体験(体験)
日本で唯一の「実際に使われていたタライ舟(一人乗り)を漕げる」体験プログラム提供。
小学生〜大人まで、自分で漕いで、どんぶらこできます。
・「森のようちえん」普及及び実践(体験)
和歌山の身近にある自然をもっと活かそうと、和歌山県で初めて「森のようちえん」という概念・仕組みを導入し、実践(未就学児対象)。県内への普及にも貢献し、2017年時で県内7団体で取り組みが開始された。また、「森のようちえんネットワークわかやま」を設立、設立時代表。
・実践型いなかインターンシップ コーディネート(体験)
和歌山県内の「いなか」の現場に入って、現場の仕事を手伝いつつ、「いなか」を取り巻くヒト・モノ・仕事・自然・歴史などを主体的により深く知ることで様々な『気付き』を得てもらって、自分自身を成長させる実践型プログラム。
・野食倶楽部(体験)
日本初の野草も木の実も昆虫も川魚も何でも採って食べるイベント。プラス和歌山で初めての昆虫食イベント(関西ローカルの「ちちんぷいぷい」ほか複数のテレビ出演)。
身近な生き物を知ってもらうため、その日に現場(川原、野原、川、海、山、田畑)に行って、自分たちで採集してみんなで調理して頂きます。
・昆虫発酵調味料「イナゴソース」(商品)
日本で初めての「液体昆虫食」「発酵させた昆虫食」「昆虫を原料にした調味料」。
イナゴをベースにして、日本の発酵文化である醤油作りの技術を再デザインし直して、麹を使った本格的な調味料を醸造。日本初の昆虫発酵ペーストも販売予定。
・廃校撮影会(体験)
山村の廃校を活用して、コスプレーヤーやカメラマンの参加者を募って撮影会を実施。
・テレビ番組のコーディネート
県内の農山村や各種人材につながっていることを活かして、テレビ番組の裏方として人やスポットの紹介を行う。今夏コーディネートしていた職人さんがテレビ東京「和風総本家」に出演予定。
・地域おこし協力隊のサポート
和歌山県および奈良県の地域おこし協力隊の交流及びスキルアップ、起業支援を目的としたイベントを実施し、ネットワークを構築。


その他、主な経歴やメディア履歴
・世界一のレストラン「noma」(デンマーク)とのつながり、今度訪問予定
・クリエイティブアウォード関西2016 受賞
・各種新聞掲載
  「朝日(全国版)」「産経(全国版)」「読売(全国版)」「読売KODOMO新聞(全国版)」「毎日(全国版)」「日本農業新聞」「The Japan Times(英字新聞)」「東奥日報」「高知新聞」「北國新聞」「中国新聞」韓国の経済紙「ヘラルド経済新聞」など
・ヤフーのポータルTOP画面に過去3度掲載
・各種ラジオ出演
  「東京FM」「文化放送」「TBSラジオ」「ラジオ関西」
・各種テレビ出演
  「あさパラ」「深層NEWS」「モーニングチャージ」「す・またん」「ちちんぷいぷい」「あさイチ」「NHK和歌山」
 「三冠王」「和風総本家」
・各種雑誌
  「月刊専門料理」「季刊地域」三井住友系の環境情報誌「SAFE」「週刊ジョージア」宝島社「田舎暮らしの本」
・各種講演やセミナー
  神戸大学、和歌山大学、静岡科学館、ほか県内にて講演
その他和歌山県内のローカルメディアには多数掲載
・現在、九州大学と共同プロジェクト中
・和歌山県外では、北海道利尻富士町、石川県白山市、奈良県天川村、奈良県宇陀市にて地域資源調査

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『いなか伝承社』(地域活性化支援)

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販売事業者名 いなか伝承社
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